認知の歪み

誰しも多かれ少なかれ完璧癖を持っていると思う。私も案外完璧症のところがある。完璧癖の特徴で「〜でなければならない」、「〜であるべき」といった非合理的、非科学的とも言える認知の仕方をどこで、どのようにして身につけてしまったのだろうか。こうした「思い込み」があるために、人は時として、自分で自分を苦しめる羽目に陥る。「先入観」というのも、時として判断を誤らせる。「思い込み=認知」や「先入観」は、人、それぞれがこれまでの学習で習得してきたもの、知恵であると考えられるのだが、役に立つどころか、むしろ、害になることさえある。日常の中で、自分の認知のクセを見直して事にあたり、先入観を排除して人に接することを心がけていきたい。