主役は、お前じゃない!

キャリア・コンサルタント技能検定試験の受験対策勉強会に参加して、模擬面接の演習をやってきました。相談者(クライアント)役とコンサルタントの役をそれぞれ1回ずつ体験し、オブザーバーとして他の参加者がそれぞれ演じる様子も拝見しました。オブザーバーの時は偉そうに「質問はよくないので、確認する感じで話された方がいいですね」とか、「カウンセラーの要約が長すぎたり、喋り過ぎですね」なんて言ってる自分。いざ、カウンセラー役になると、自分がまずいと指摘していた同じ過ちをやってしまう。話し始めはうなづきを交え上手く聴けていたのに、途中からは、カウンセラーが主役で喋っていましたね。頑張っているね、とほめられうれしくなって、ここぞと私(クライアント)が話したくなった時、カウンセラーに話題を変えられてしまい、話せなかったのでとても悔しかったです。相談者に気づいてもらおうとすすめた提案の話も、カウンセラーが自説を得々としゃべってるものだから、相談者がどのように受け止めたのか話せない。などなど、たくさん厳しいコメントをいただいてきました。帰り際、自分が喋り過ぎてると気づいたら、思い切り息を吐いてみるか、5つカウントしなさい。そうすれば、しばらく黙れるよ。そしたら、相談者が話し始めるから、とアドバイスをいただきました。どこかのテレビコマーシャルじゃないけど、主役はお前じゃない!お前のセリフはない!を肝に銘じなくてはいけない。