晴れ晴れ家、4周年

文京区・根津にあるベジタブル・ダイニング 晴れ晴れ家。そのお店の4周年メモリアルパーティーに行ってきました。7月21日のブログに書いたお店です。3か月前に偶然見つけたお店にはじめて立ち寄り、誰ひとりお客のいないお店でいい年のおっさん同志が意気投合。また来るね、という約束をほったらかしていたのに、4周年記念パーティの案内をもらった。
今日のお料理は、マスターの手作りの田舎料理。ジャガイモと栗の煮物、イワシのレモン漬、ナムル、ゼンマイ、ダイコン酢漬け、マスター出身の山形のどんがら汁もはじめて味わった。マスターが招待状を出して参加を希望した人は一人たりともお断りしなかったということで、7時半過ぎには40名近くのお客さんがお店に集まり、座れない人もいた。場所柄か、芸大の彫刻科の学生がアフリカの音楽を演奏した。そのあと、マスターの仲間のジャズ・トリオの生演奏をカブリツキで聴かせてもらった。食べて、飲んで、演奏を楽しんで、初対面の晴れ晴れ家ファンたちと語った。まだまだ夜中まで続くパーティだろうが、きょうはジャズ演奏を1回、3曲だけ楽しんで、9時にお店をあとにした。名残惜しいが腹8分で帰るのもいいのかもしれない。初対面のお客同志が語った共通点は、「私が偶然お店に入ったら、マスターだけで、誰もお客がいなかったしあとから入ってくる人もいなかった。」今日もマスターは自分の家に帰ることなく、お店で俳句を読み続けるのだろう。本日のマスターの挨拶、「この店がいつまで続くかわかりませんが、こういうパーティを一回はやってみたかった、自分の夢が実現できてうれしい。できればこれから毎月やりたい。」このマスターにビジネス感覚は一切ない。不思議、不可解、だけどなんとも魅力的な男。晴れ晴れ家に乾杯。