昨日の今日で大違い

昨日、あれほど可愛い、愛おしいと思っていた孫が、もう今日には、煩わしいと思う。自分ながら、人のご都合主義、勝手な気持ちの変化に呆れてしまう。昨日と同じく、今晩もベッドに入るギリギリまで遊びたがり、食事をしている私に「遊ぼう、遊ぼう」と孫はつきまとう。子供ゆえ、自分勝手でも仕方ないとは思うものの、いつもゆっくり取っている食事が思うように取れないことに腹が立つ。「ダメ!」と言えば、言うほど、意地悪になり、素直に言うことをきかなくなるのが子供、とは思うものの、空腹も手伝いイライラがつのり、キレる寸前。何とか、手だけはあげないようにと自分を抑えるのが精いっぱい。私がいつ爆発するかもしれないと、娘や妻もひやひやしながら見ているのがわかる。母親に無理やり手を引っ張られてベッドに連れて行かれる寸前、「おじいちゃん、お休みなさい」とけなげに声をかけてきた。その孫の態度に「おやすみ」という挨拶を返してやれないおじいちゃんの私でした。