期待はずれの講演会

日本産業カウンセラー協会・北関東支部総会の基調講演を聞きに行った。講演者は法政大学キャリアデザイン学部教授・宮城まりこさん。「キャリア・コンサルタント」の本は読んでいたが、意外に若い先生だった。生涯発達心理学がテーマで、いつの時でも、遅すぎるということはない。明確な目標(夢)をもち、意識を強化し行動しつづけることが大切という。
人生の再設計(ライフキャリアデザイン)においては、「ありたい自分、なりたい自分、やりたいこと」を明確にし、3つの課題、①維持する課題の明確化②改善する課題の明確化③新たに獲得する課題を明確化し、意識して行動すること。
チャンスは、準備のある人のところに偶然にやってくる。偶然の出来事は日ごろの準備がある人が引き寄せるもの。偶然の出来事をいかに意味あるものに転換するかが鍵だ。今日はこれからの人生の中で一番若い日で、生涯育自を大切に生きよ。
といった講演であった。
わたしとしては、宮城まりこさんの独自の考え方とか現場をやって手の本音など、泥臭い話をきたいしていたので、正直期待はずれの講演であった。