メンタルチキンに喝!

一昨日の日曜日、カウンセラーの活動で3人の仲間が集まった。私が近況報告をすると、メンバーの一人が私のことをたとえて「教習所のドライバー」みたいと評した。あまりにもズバリと自分のことを見抜かれてしまった感じでハッと驚いた。
これまでの自分を振り返ってみると、
30代、ゴルフに夢中になっていたころ、毎週日曜日の朝早く、近所の練習場に出かけてボール打ち放題の練習に励んだ。そして、ゴルファー仲間から「練習場シングル」の異名をもらった。練習場ではとても上手だが、いざコースへでるとその能力が発揮出来ない人をこう呼ぶ。
40代、テニスに転向した。毎週土曜日2時間、テニスコーチについて熱心に練習に励んだ。テニスの大会に参加し試合に出ることはめったにない。試合で勝てない自分を見るのが辛いから。
50代、マラソン大会出場を夢見るも、長期間、スポーツジムのランニングマシンで週3回、60分、10km走ることをノルマのように繰り返し練習に励む。ここで漸く思い切りフルマラソンに出場し走り切ったが、足を捻挫してしまった。
そう、何をやっても練習マニア。本番を楽しめない。本番に出る、試す、自分の実力を知るのが怖い。失敗が怖い、惨めな自分を見たくない、認めたくない。強い自分にあこがれる身としてプライドが許さない? 
そんなわたしはメンタルチキン(臆病者、腰ぬけ)だ。
臆病神をすぐ簡単に払いのけることはできないかもしれない。でも、これからはプレーをひたすら楽しむ自分をめざしたい。