気持ちをつぶやく

今度の16日の日曜日は父の日。今日は父のことを少し回想しながら綴ってみたい。
私の父が亡くなったのは昭和60年、1985年だから、亡くなってから25年が経過したことになる。私にとって、父の印象を一言で言うと、「我慢の人」ということになる。若くして父親を亡くしたひとり息子の父にとって、母と家を守ることが何よりも大事なことだったろう。そのために自分のやりたいことを大方ガマンしてきたはずだ。その父が、ひとり息子の私に期待したこともまた「ガマン強い子」だったように思う。小さい頃から、私は「痛い」、「つらい」、「熱い」、「寒い」などと自然な感情や弱音を吐くと、そのたびに父から強く叱られた記憶がある。そのために、意識しないままに自分の感情を人前で言葉に出すことを抑えた。そして、大人になった私は、自分が弱音、不満の感情を抑えることだけにとどまらず、人(中でも家内)が不満を口にすることに強い反発を感じるようになってしまっていた。自分の感覚(感情をあらわにしない)が当たり前で、他人の感覚(感情を出すこと)が受け入れられない、ということに気がつくようになったのはごく最近のことである。そのことで、父を恨むわけではない。けしてひとにはやさしくないが、自分に対して厳しい人間に育ったことと、家を離れられたことには感謝しています。
これからは、ツイッターやブログを通じて、少しずつ自分の素直な感情や考えをつぶやく調子で表現していきたい、表現できるような人間になりたい、そしてさらに人にやさしい人間になれればと思う。
*本日のジム、30分5Kmランと60分の骨盤ストレッチレッスンに参加でした。