セミナー参加に思う

今夏に開催されるセミナーの申込について、参加しようか、すまいか迷っている。「グループエンカウンター」のセミナーである。エンカウンターとは「出会い」という意味。少人数4〜6人のグループで、いろいろなゲームやエクササイズ、話合いをすることによって新しい自分と出会い、新しい仲間と出会う。その中で、自己理解、他者理解、自己主張、他者受容を目指すものである。
以下は同セミナーの案内文である。
日々の生活のなかで、周りと人と、どこか、なぜか、しっくりしない、ぴったりこない、ふれあえない・・・そんな“わたし”に、こころの目を向けてみられると、いいな。からだの上から下まで、流れるような、漂うような、柔らかい、穏やかな こころとこころの出会いがあると、いいな。そして、気づかずにいた新しい“わたし”(自己)との出会いが得られるのを願って・・・.そんな思いを再起して、今年もこのエンカウンター・グループを開催いたします。

この年になって、いまさら人間関係の構築でもあるまい、という気もする。その一方で、参加することで、せめて家内との日常会話のやりとりが改善できるなら、それだけでも十分参加する意義はあるかもしれない。今からでもけして遅くはないかもしれない。
このような不心得者が心理学のセミナーに参加していいのだろうか。