皆既月食と満月

今夜、老ワンコを連れて散歩に出たら、南西方向、高いところに綺麗な満月を見ることができた。満月は、なぜか仏さんに見える。静かに微笑んで、私を見てる。満月は私のすべてを知っていて、黙って私を見てる。満月はこころをうつす鏡。満月にだけは嘘がつけない。そんな気持ちになる。
家に帰って、パソコンをつけたら、誰かが、今夜は皆既月食が発生する、しかも、ここ10年ほどで最も長く、そして最も暗く満月がかげる、とツイッターでつぶやいていた。詳しく調べたところ、東半球の大部分では、月が地球の本影(地球が太陽の光を完全に遮る領域)に入り、オレンジや赤の色合いに染まる様子を2時間ほど観測できる、という。なかなかお目にかかれない珍しい天体ショーだけに、このまま起きて見てみたいところだ。
月食という現象には自然の不思議な法則というものを感じるが、月がオレンジや赤に染まるというのも謎である。この点についてはインターネットに書いてあった。”地球大気中の塵や成分が、太陽光の青い波長を反射したり吸収するため、通過した光は赤みがかる。そのため月食の間、月の色が輝くような銀色から、明るいオレンジ色と濃い赤色の間のいずれかに変化したように見える。さらに、皆既月食が天球のどの位置で起きるのかも影響する。天頂から下がるにつれて、月で反射した光が観測者に届くまでに大気を通過する距離が伸び、赤みが深くなる。”ということのようだ。 自然現象を追いかけてみるのも面白そう、結構楽しめそうだ。
*本日のジム、49分、8.2Kmランニングでした。