キズナタマリ探し(第3回)

それが大きいか小さいかはともかく、人は誰しも心に「人とつながりたい」というキズナタマリを持っている。しからば、そのキズナタマリがたくさんたまっている場所、どのような経過でそのキズナタマリ場が出来上がったのか、もし仕掛け人のような人がいたとすれば、その大きなキズナタマリを持った人はいったいどんな人なのだろうか。各地域の「キズナタマリ場、キズナタマリ人を探そう!」というのが、キズナタマリ研究所(所長:前野達弥)が主催するキズナタマリ探しのモットーである。
本日、第3回のキズナタマリ探しが訪れた場所は江東区砂町。第2回目の十条銀座商店街に続いて東京3大銀座商店街の一つ、砂町銀座商店街を中心とした周辺地域である。商店街の狭い歩道の両側には、店の大きさこそこじんまりしているが、商品も活気もお店の外にも溢れでるようなお店ばかりが並んでいる。午前11時過ぎに訪れた時には、地元の買い物客と見られる人で溢れていた。
そして、この商店街から歩くこと10分ちょっと、水上公園の一角にキズナタマリ場を発見することができた。現在50代から60代のオジサンたち(キズナタマリ人)が子供のころから築きあげ、次の世代にも引き継いでもらおうという歴史を感じさせるキズナタマリ場であった。