ブリーフセラピーの衝撃

2週連続で、日曜日カウンセラー協会の講座の運営を担当した。今週は、責任者でなく、サブで精神的には随分と楽に仕事ができました。今日の講座は「解決志向ブリーフセラピー」でした。カウンセリングの手法が多数ある中で、このブリーフセラピーの講座ははじめて講義を聞きました。この手法の大きな特徴は、先ずは面接期間が短期であること、二つ目は、他の手法が問題解決型なのに対して、解決志向という名前がつく通り、問題の原因を追及するやり方をとらないところです。問題解決型しか方法がないものと思い込んでいた私はまずここで目からウロコでしたが、実は今日の講座ではこの「目からウロコ」が10回もありました。
ブリーフセラピーでは、カウンセリングでの面接は「明るく、楽しく、楽に」やりましょう!をモットーに、将来明るい展望が開けることを目指すという。問題での原因追究ではなく、例外的に起こった成功のメカニズムを徹底分析する。ネガティブ志向に対しポジティブな思考を取るのが特徴です。相談者の持てるリソースを気づかせ、自分で使えるようにリードするのがカウンセラーの役割となります。これまでのカウンセリングに対する私の見方、思い、考えにじつに大きな、うれしい衝撃を与えてくれた驚きの講座でした。