体力強化と体質改善のちがい

今日は職場で1時間ほど人権問題の研修がありました。その講義の中で、講師が発言した言葉でとても気になるものがありました。研修には、2種類あって、人にたとえれば、体力を強化するための研修と、体質を改善・強化するための研修がある。人権研修は、体質強化の研修にあたる、といったようなことを述べました。その言葉を聴いたとき、私はすぐに、「あっ!」と思いました。これまで、私が学んできたことは、ほとんど全部が体力強化の方の研修にあたり、現在学んでいるカウンセリングの学習はどうやら、体質強化の学習に分類されそうだ、と。具体的にはわかりませんが、体力強化の学習方法(プログラム)と、体質改善・強化の学習方法(プログラム)は恐らく、いろんなところで違いがあるでしょう。そこで、私にカウンセリングスキルが身につかないのは、これまでわたしが一辺倒でやってきた体力強化の学習方法、つまり、いかに効率よく学ぶ(体力をつける)か、その方法を体質改善・強化の分野にも適用して目的を達成しようとしていたこと(方法論)に誤りがあったのかもしれない、ここに誤りがあったのかもしれないと思いました。ただし、どのような違いがるのか、どうすれば体質改善・強化(=カウンセリングスキルが身につくのか)は今のところ皆目見当つきませんが。