震災から5ヶ月

東日本大震災後、早いものもので今日で5ヶ月が経過した。TVニュースによれば、岩手、宮城、福島3県の被災地では一万五千六百人以上となる震災で亡くなられた人々の初盆を迎え、祈りがささげられた。そして今夜、各地で花火が上がった。5ヶ月経ったが、復興計画は遅々として進まず、被災地の犠牲者の多くの人々が苦しんでいる。
今朝のNHKニュースで、指揮者の佐渡裕さんが、岩手県釜石市の海岸で震災犠牲者への鎮魂のタクトを振っていたのを見てとても感動した。佐渡さんが指導した小学生から高校生で構成される弦楽オーケストラが鎮魂の願いを込めた佐渡さんのタクトに合わせて、「G線上のアリア」や「ふるさと」などを演奏。静まり返った海に向けて美しい調べが奏でられた。政治家や行政の非力を嘆いたり、有名人やボランティアの人々の活動を眺めているだけでなく、自分も何かしなくてはいけない、何ができるのだろうと熱帯夜の中、扇風機を回しつつ心と向き合ってみる。
*本日のジム、31分、5.1Kmランニングでした。