大震災後、ひと月が経過して

3.11東日本大震災が起こって、ひと月が経過した。今日も震度6弱の余震が続いている。
大震災による大津波がもたらした大きな被害、人、家屋、仕事、学校、役場、畑、漁場、市場など
家族と社会生活基盤の多くを失った。
発表された死者は13.000人余り、行方不明者はそれを越える15,000人、避難者は15万人以上にのぼる。
そして、現在、最大の難題は福島第1原子力発電所の事故修復に向けた対策で、未だに終息の見通しは
立っていない。しかし、新聞やテレビでは報道されることはないが、おそらく現場では想像できない
くらいの大変厳しい、命がけの作業が日夜なされていることだろう。
こうした中、アメリカ、オーガスタで開催されたゴルフ、マスターズトーナメントでは、
被災地、東北と関係の深い19歳の二人の若者が被災者への思いを胸に大活躍ぶりを見せてくれた。
一つひとつ、明るい出来事を積み重ねながら、勇気や元気を与え合い、復旧、復興に結びつくことを
期待したい。