春のあらし

今日は朝から強い風が吹いた。散歩に出たワンコは懸命に足を踏ん張るが、強い風にこけて倒れそう。
春のあらしだ。遥か昔のことになるが、コンタクトレンズを装着していた時、随分この風に泣かされた。
春のあらしは憎まれっ子だ。はたしてこの強い風を歓迎する人、モノはあるのだろうか。
枝に引っ掛かっていた紙クズが強い風で吹き飛ばされて、すっきりする木。
となりどうし、仲の悪いさくらの花弁がつよい風に吹き飛ばされ、離れ離れになれて、清々する。
いずれにして、この春のあらしが歓迎されるのは、好ましい状態にない人、モノだろう。
そうであれば、さしずめ春のあらしを嫌がるいまの私は幸せのど真ん中にいるということになるのだろうか。
*本日のジム、35分、5.2Kmラン