ダブル災害の危機

携帯電話に待受けの曲が鳴り、いま無事家に到着したから、と話す娘の声が聞こえた。
深夜2時半をまわっていて、私はすでにベッドでうとうと寝ていた。
今朝は6時過ぎに目が覚めた。テレビをつけた。目に入ってきたのは、
昨日午後の釜石市の大津波と昨晩起きた気仙沼の災上する市街の様子だ。
一夜明けたら、町が消えてしまっていた。
夕方、東京電力福島第一発電所の1号機が設置されているの建物で爆発が
起こったことが報じられた。夜、8時半の枝野官房長官の発表では最悪の事態、
炉心露出による放射能漏れは避けられた模様だ。
巨大地震原発事故。自然と人為、ダブルでの災害危機に襲われている。
被災地ではいまだ停電が続いている。
我々にいまできることは、節電の他にあと何があるのだろう。