「笑い」を運ぶもの

昨日の日記に、最近は「笑う」機会がめっきりなくなったと書いた。
昔はいつ、どんな時笑っていたのだろう。思い出してみよう。
最初に浮かぶのは、夕餉の団欒だ。家族全員が揃って食卓を囲む。
親父が酒の肴をつまみながら晩酌を愉しむ中、子供たちは黙々と食事をとる。
食事のあと、ある日はトランプ、ある日は歌を歌い、毎晩にぎやかに過ごした。
毎晩、家族全員が笑った。あの頃、我が家に笑いが絶えることはなかった。
そして、大人になってから、自分がどんな時笑っているか、思い出してみる。
おそらく、現役で仕事をしていたころなら、仲間と酒を囲んだ時だろう。
仲間と酒を飲む機会が少なくなった今は、おいしいものを食べている時かもしれない。
「食」が「笑い」を起こしている。「食」には「笑い」を誘う力がある。
されば、新たな挑戦といくか。今度こそ本気で、オヤジ、厨房に入ってみるか。
*本日、今年6度目の60分、10kmラン。