思わぬ発見、謎とのめぐり会い

今日の午後は毎月一度開催されるサークルの活動日。
今日のテーマは「万葉集を読む」
参加者は12名。大半は50代後半を越えていると思われる女性たちでした。その中で
唯一20代の男性は高校時代に「万葉集」を学んだ記憶が定かでないと話してました。
彼にとっては、みんなと一緒に声を出して万葉の歌を読むことは、英語の歌を歌うより
はるかにやっかいなことだったに違いないと思います。
私は今日参加してはじめて、万葉集にのっている歌の原文が漢詩なみの漢字ずくめで
書かれていたことを知らされました。たとえば、現代文で書くと、「立つ」という
一語で済ませるところも、「立」、「龍」、「多都」など多彩な漢字が使われていました。
長い間研究されてきた万葉集の歌には謎が多く、解釈は一筋ではいかないようです。
時がゆったりと流れ、漢字とひらがながとても美しく感じられた午後でした。