為替の動き

久しぶりに米ドルが上がってきている。長過ぎた、そして大幅な円高にいよいよ歯止めがかかるのか。スペイン、ギリシャそしてフランスの国際評価も下がるほどのユーロ不安が少し回復気配を見せ始めている。約3年半前の円高の際に買った外貨、購入後短期間で円安となり、特に、ユーロと豪ドルでは為替差益による利益を得た。ところがその後、追加で購入した分は、2年間くらい続いた円高で理論上は損失を生じていた。最近の円安傾向で大分取り戻してきたが、さて、この先どこまで、いつまで円安になるのか。週刊エコノミスト誌が昨日発売した最新号で「円安の始まり」をトップタイトルにあげた。3.11〜1年が経過した。経済の潮目もそろそろ変化を見せるだろうか。