小説「親鸞」

好きな作家は誰でうか?と聞かれた時、私は、五木寛之司馬遼太郎、そして宮部みゆきを上げる。中でも五木寛之の本とのお付き合いが一番長い。そして「親鸞ー激動編」が書きあげられた。「親鸞」では幼年期から35歳までの親鸞を書き、「激動編」では61歳までの親鸞を書いたと言っている。親鸞は90歳くらいまで生きたというから、恐らくは再度「続編」が出るはずだ。まもなく80歳になる作家五木寛之は、「風に吹かれるまま」と語る。