アイフォン、PCダイレクト料金のなぞ解明

アイフォン4Sを購入してもうすぐひと月。使い方の要領、とりわけ、パケット通信利用によって発生するPCダイレクト料金とは何か、どんな使い方をした時に発生するのか、この謎が何となくいま、説明ができるにいたった。いま、自分が理解していることをこの際整理してまとめておきたい。PCダイレクト料金とは、3G回線(ソフトバンク携帯電話回線網)を使って、パケット通信を行った時、パケットの重量に応じてかかる通信料金のこと。つまり3G通信モードで、インターネット通信やEメール、MMSメールなどを行った時に発生する料金である。言い換えれば、3G(モバイルデータ通信)をオフ状態に設定していれば、基本的にはモバイルデータ通信は使えず、PCダイレクト料金は発生しない。つまり、モバイルデータ通信をオフに設定した状態で、Wi-Fi通信モードをオンに設定しておけば、PCダイレクト料金は発生しない。電話での通話、SMSメールの送受信(携帯電話による通話料)や、SafariによるWebサイトの閲覧、MMSインターネットメールなどはWi-Fiが使用できる環境であれば、無線LANによるインターネット通信回線でのやり取りであるため3G回線は使用しない。私の場合は、家庭内や、外出先などいつでも、どこでも、ネットワーク設定をモバイルデータをオフ、通信Wi-Fiオンのオンの設定のままで、ママへの“帰るコール”は3G電話通話でも、SMSメールでも利用可能だし、家庭内やWi-Fi環境でのWeb検索・閲覧、ダウンロードなどもPCダイレクト料金が加算されることなく利用できる。今月の確定前料金でそのことが検証できた。結果的には、アイフォン4Sを購入する前に読んでおいたマニュアルの通りであったわけだが、いろいろ試行錯誤を繰り返した結果、およそひと月かかってようやく体感的にもこのことが納得できるまでに至った。11月の携帯電話代の請求が確定しないことにはまだ安心できないが、まずはアイフォンの契約形態をパケ放題コースでなく標準コースを選択してよかった、と思う。やれやれ、ケチるということは結構疲れるものだ。