ファイナルステージ 第一戦

セリーグの中日対ヤクルト第一試合は二対一で中日が勝った。アドバンテージの一勝を含めて、中日の二勝が確定した。ヤクルトファンを宣言した直後の記念すべき初戦が勝てず、悔しい。ヤクルトの4番打者、畠山選手がクライマックス・シリーズでブレーキとなっている。プロの4番打者でも硬くなるのだ。チャンスにヒットが出ず、期待に応えてもらえないのは残念だが、彼も同じ人間なのだとホットする面もある。打者も硬くなるが、ピッチャーも力が入り過ぎてボールが浮き気味だ。全員が緊張して、張り詰めた重い雰囲気の中で試合が進んでいく。2対1で迎えた9回の表、2アウト、ランナー1,2塁でヤクルト、同点に追いつくのチャンス。ここで中日・落合監督はクローザーの岩瀬を起用、バッターを1球でサードゴロに仕留め、試合終了。落合監督のシナリオ通りの展開となったのかもしれない。今日は中日投手陣の一番いいところが出たと思う。問題は明日の第2戦だ。ヤクルトの若手投手陣に期待したい。そして、4番打者、畠山選手の開き直りでの活躍に期待したい。